2020年3月10日火曜日

2020/3/10 75年前は東京大空襲の夜

毎年やってくる3月10日、スカイツリーのある東京下町は米空軍の焼夷弾爆撃により、26万戸の家屋が焼失し、10万人が焼死しました。燃えやすい当時の日本家屋を焼き払う目的で開発された焼夷弾(ナパーム弾)を大量に使った、民間人を標的にした非人道的作戦でした。米軍はコストパフォーマンスの高いこの爆弾をベトナム戦争でも使い、その非人道性に対する非難が高まりに抗せず使用を停止しました。
 この大空襲を含む太平洋戦争の民間被害者への補償は未だに行われず、加害者はまだ日本国内に駐留し、我が物顔で自国内で行えない危険な訓練を行っています。戦後の殆どの期間政権を担当している政党は,この状況を維持し続け、日本人はこの政党を支持し続けています。
 この日は被災者に鎮魂を捧げるだけでなく、日本の現状を再認識する日でもあると思います。今夜は東京大空襲の犠牲者へ鎮魂の想いをこめた「白色のライティング」でした。夕方は雲が掛かって、足元しか見えなかったスカイツリーが、空が晴れた8時頃には先端まで見え、満月も現れました。B29の大編隊は現れないで下さい。




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